2.糖尿病の人は特に要注意

糖尿病

日本人の糖尿病患者数は600万人を越し、さらに糖尿病予備軍が1500万人いると推測されています。

糖尿病は、食物から摂取された糖質が体内で有効に使われないために、血液中にブドウ糖(血糖)が増加する病気です。

コントロールされていない糖尿病罹患者の場合には、下記のような口腔症状が見られます。 

<コントロールされていない糖尿病患者の口腔症状>

1.傷の治りが遅い

2.唾液の分泌量が減り、口がかわく

唾液の量が少なくなるとプラークや歯石の量が増加し、う蝕や歯周病にかかりやすくなります。

また、投薬を受けていると、副作用で唾液量が減少する場合もあります。

3.口腔粘膜や舌に灼熱感がある

4.歯肉溝(および歯周ポケット)内滲出液中に糖が増加する

プラークの形成が促進されます。 

コントロールされていない糖尿病患者の口腔症状

左側写真:血液中や歯周ポケット内滲出液の増加によりみられる多発性の歯頸部う蝕

右側写真:糖尿病患者に特有な歯周病の外観

                                   新潟市開業 石井正敏先生より

しかし、良くコントロールされた糖尿病患者では、一般の歯科患者さんの場合と同程度の治療効果が得られます。また、良くコントロールされていれば、う蝕発生率は一般の歯科患者さんより低くなるという研究もあります。

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