歯牙腫(しがしゅ)ってなに

みなさん歯牙腫という病気を聞いたことはありますか?

歯牙腫とは歯の芽となる部分(歯胚)の形成異常からできる組織形態の異常です。

腫瘍の中に歯の組織を含んでいるのが特徴です。

歯牙種には二種類あります。

・複雑性歯牙腫

歯牙硬組織が不規則に配列し、形成された塊状物からなる。

10~20歳代に多い。 

・集合性歯牙腫

多数の小さな歯牙様構造物の集合からなる。

上顎の前歯(切歯)、糸切り歯(犬歯)部分にできやすい。

Wikipediaより

2014年7月、びっくりするようなニュースが報道されました。

インドに住む17歳の少年の口から232本の歯が摘出されたといいます。

少年は複雑性歯牙腫が原因で、232本の小さな歯の組織が口の中にありました。

手術中少年の顎の中から小さいものから大きいものまで次々と歯のような組織が摘出されたそうです。

手術は6時間におよびました。手術をしている医師も大変な手術ですが、少年も6時間も口を開き続けたのですからとても大変だったでしょうね。

少年は手術をする1ヶ月前から顎が痛み腫れ始めて、異常に気付いたとのことです。

少年の場合歯のような組織は、少年の右下の顎の骨の中に形成され外からは見えなかったとのことです。

腫瘍自体も顎の奥にあり、顔が変形したりしなかった為気付くことがないまま歯の組織が増殖してしまい、このようなことになってしまったそうです。

このようなケースはまれですが、歯牙腫は症状がないため歯医者などで撮影したレントゲン写真などで偶然発見されることが多いようです。

レントゲン

腫瘍自体はゆっくり発育しますが、大きくなると少年のように痛みが出たり、顎の形が変形したり歯の位置がずれたりします。

もし何か異常がでたら歯科医院を受診するようにしましょう。

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