「薬」で治す歯周内科的治療法

歯周内科的治療法

これまでとはまったく異なった考え方で、薬で歯周病の症状を改善する治療法です。

どんな患者さんにも、簡単で良い結果が生まれる方法はないかと、多くの歯科医師が知恵を出し合った結果生まれたのが薬で歯周病の症状を改善する治療法なのです。

「虫歯」と「歯周病」

歯科における2大疾患「虫歯」と「歯周病」は細菌感染症です。

歯周病の治療といえば、歯磨き指導と歯石除去がどの歯科医院でも基本的な治療とされていました。 しかし基本的治療をしても、一生懸命歯磨きしても、なかなかー歯肉の腫れや出血・口臭で悩まれ、歯周病で歯を失う方がおられることも事実です。

ところが、簡単に薬で歯周病の症状を改善する方法がみつかったのです。原因である菌を特定し、薬でその菌を退治する事ができるようになったのです。

位相差顕微鏡での検査

当院では治療前に顕微鏡検査を行い、口腔内の菌の状態を観察します。

歯周病の原因菌がお口の中にいるかどうかを、位相差顕微鏡で確かめ、必要な薬剤を選択します。菌の種類は約300~400種類。菌がいた場合は除菌の説明をさせていただきます。