顎関節症-治療はセルフケアが中心-:歯科・新潟市で歯周病に取り組むわしざわ歯科

顎関節症その4の続きです。
前回はセルフケアの5つを紹介しました。残りを紹介します。

6.よい姿勢を保つ

立つ姿勢や座る姿勢を正しく。猫背やあごを突き出す姿勢になっていないか注意しましょう。同じ姿勢を長時間続けないようにし、ときどきストレッチなどをしましょう。

7.うつ伏せ寝をしない

うつ伏せは顎や首の筋肉に負担がかかるので、できるだけ仰向けで寝るようにしましょう。枕も高いものは避けたほうがよいです。ご自分の高さを測ってもらうのもよいでしょう。

8.あごの運動をする

関節や筋肉の痛みが緩和されたら、少しずつ顎の運動を行う。口の開閉や顎を横に動かす、首や肩のストレッチをする。医師に相談して顎の筋肉エクササイズなど、症状をみながら行ないましょう。(関節可動化訓練、筋伸展訓練、筋負荷訓練、咀嚼訓練など)

9.リラクゼーション

リラックス

緊張をほぐし、顎に負担をかけないようにしましょう。仕事などで長時間緊張が続くような場合は、ときどき緊張を解いて筋肉を休ませるようにします。意識的に筋肉の力を抜いていくリラクゼーションなどを行うのもよいでしょう。また過度なストレスがかからないようにしましょう。

10.全身運動

ウォーキングや水泳などの全身運動をする。基礎体力の維持や全身の血行をよくする他に、気分転換やストレス解消の効果もあります。

11.あごに負担をかけない生活

歯を食いしばるスポーツ、管楽器の演奏、口を大きく開ける発声練習などにも注意。頬杖をつかない、食べ物は両奥歯で噛む、など顎に負担をかけないようにしましょう。