これで歯磨きマスター?!~正しい歯磨きを知ろう~

皆さんは歯磨きをするときに、自分の歯磨きの仕方は正しいのかな?と考えたことはありませんか?人によって歯磨きの仕方は様々だと思いますが、今回は正しい歯磨きの仕方について説明します。

正しい歯磨きを知ろう

ゴシゴシとただ磨いただけでは汚れは落ちない?

歯ブラシはただ何も考えずにゴシゴシと磨いただけではプラークなどの汚れをしっかりと落とすことができません。

また、正しい歯磨きを行わないと、歯や歯茎を傷つけてしまう原因にもなります。

歯ブラシの持ち方は正しいですか?

歯ブラシを持つとき皆さんはどのように持っているでしょうか?

グーで握ってゴシゴシ磨いている人も多くいるかと思います。しかしこれはまちがいです。グーで歯ブラシを握ってしまうと、ブラッシング時に無駄な力がかかってしまい、歯や歯茎を傷つけてしまいます。

そのため、歯茎が下がってきたり、歯が削れてしまい知覚過敏の症状が出る方がいます。

歯ブラシは鉛筆もちで持ちましょう

歯や歯茎に無駄な力がかからないようにするには、鉛筆持ち(ペングリップ)でも歯ブラシを持ってもらうとちょうどいい力加減でブラッシングができます。

歯ブラシの毛先が軽くしなる程度の圧で大丈夫です。

強い圧で磨いていた人について、最初は慣れないかもしれませんが、強く磨いたからと言って汚れが落ちるわけではないので、鉛筆もちで磨けるように練習しましよう。

歯ブラシの動かし方は?

歯ブラシは大きくゴシゴシと動かしたのでは、歯の表面だけ磨いてしまって、歯と歯の間や、歯並びが悪く引っ込んでいたりする歯をうまく磨くことができません。

正しい歯ブラシの動かし方は、歯ブラシの毛先が歯と歯の間に入り込むように、一本一本丁寧に細かく磨くことが大切です。

歯磨きはどのくらいの時間行ったらいいの?

歯磨きは1分ぐらいでサッと磨いている方が多いようです。

しかし、すべての歯をしっかりと磨くには、最低3分は必要だと言われています。

みなさんも、自分はどのくらいの時間歯磨きをしているかなど計測してみると良いでしょう。

寝る前歯特にしっかりと歯磨きを!

歯磨きをするタイミングは、毎食後しっかりと磨くのが大切です。それ以外にも一番重要なのが、寝る前の歯磨きです。

寝ている間はお口の中の細菌の活動が活発になります。夜お菓子を食べてそのまま寝てしまったなどという話をよく聞きますが、寝ている間に虫歯菌や歯周病が悪さをしていることを考えるとぞっとしますよね。

わからないことがあれば歯科医院で質問しましょう

わからないことがあれば、お口の専門家である歯科医師や、歯科衛生士に気軽に質問してみてください。

あなたのお口に合った磨き方をお話しできるかと思います。